KCSの仕事について

KCSのお客様、医学・学術団体とはどのようなお客様?

医学・学術団体とは、様々な医学専門領域(例えば外科、内科、整形外科、小児科、産婦人科など)で働く医師、医療従事者、研究者らが各々の専門領域の学術団体に所属し、研究成果発表・論議する学術大会を開催したり、研究論文などの査読と学会雑誌発刊、研究発表会・講演会などの研究成果発表の場を提供する業務を行う団体です。

医学・学術団体では、その領域での、より専門性の高い医師「専門医」を育成・認定するため専門医制度を設けており、この育成プログラムの管理もとても重要な業務となっています。このため同時に専門医を育成する「指導医」の審査・認定管理も行っています。
医学・学術団体は日々、進歩していく医療技術、様々な症例と知識を医療従事者同士で共有し、より専門性の高い医療従事者育成を進める大学病院等の医療機関で行われる専門研修プログラムの管理を行うなど、日本の医学・医療技術の向上のため組織される団体です。

KCSはこれらの業務をサポートする以下のシステムを開発・提供しています。

  • 学術団体会員管理システム、オンライン決済システム
    医学・学術団体の会員情報管理に必要な「会員情報管理システム」、会員の支払い状況をオンラインで把握する「オンライン決済システム」を多くの学術団体にご利用いただいてます。
    学術団体の運営事務局では多くの事務業務が存在します。これらを一貫して管理できるシステムです。
  • オンライン投稿・査読システム、オンラインジャーナル閲覧システム
    学術団体の主となる事業「学会雑誌の発刊」の作業をオンラインで行う事ができる「オンライン投稿・査読システム」と「オンラインジャーナル閲覧システム」を開発・提供しています。
    学会雑誌の発刊までかかる、執筆→査読・審査→修正→承認→発刊(オンライン公開)というプロセスを、それぞれ著者、査読者、承認者がオンラインで行う事でこの業務にかかる時間を大きく削減できる上、それぞれのプロセスの担当者が時間の制約から解放されます。
  • eラーニングシステム、画像履修システム
    オンライン配信による動画を利用した「eラーニングシステム」、レントゲン・CT・MRIなど医用画像を利用した「画像履修システム」を開発・運用して教育事業をサポートしています。
    この教育システムの受講データと学術団体会員管理システムの会員データを連携して、会員が受講により得られる「専門医単位」の一元管理を実現します。
  • 事前参加登録システム、イベント会場座席予約システム
    学術団体の大きな事業で年に1回、多くの会員が参加して行われる年次学術大会では、大会参加申し込みから参加状況確認までオンラインで行える「事前参加登録システム」や、会場での座席を事前に予約しておける「イベント会場座席予約システム」を提供してサポートしています。また、昨今、多く開催されるようになった「オンライン学術大会」を開催できる「オンライン大会システム」もいち早く開発・提供し、今年のコロナ過でも例年同様に大会運用をサポートしています。
  • 専門医研修プログラム管理システム
    他にも「新専門医制度」における、専門医の研修プログラムを管理するシステムの開発・運用を行っております。これは専攻医・指導医・統括責任者向けの機能をパッケージングして、本システムで研修プログラムを包括的に管理するシステムです。


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